『マルコと銀河竜』の感想と攻略

マルコと銀河竜

評価 A+ ※エロゲランキング22位(2020年3月現在)
【シナリオA 面白度S 演出S 絵A キャラS システムC 音楽S H度なし プレー時間10時間(短い)】

作品名 マルコと銀河竜 ~MARCO & GALAXY DRAGON~
メーカー名 TOKYOTOON
ジャンル ミドルプライス 全年齢 大容量 考察ゲー
ゲームディスク容量 7.63GB (修正パッチあり

●推奨攻略順 一本道シナリオ(但し選択肢あり)
 ※作中にミニゲームがありますが、スキップ可能です。

    ●ウイルスソフトMcAfee(マカフィー)にひっかかる場合
  • PC内のマカフィーリブセーブを開く→セキュリティー→リアルタイムスキャン→除外するファイル→「ファイルを追加」と順に開く
  • その「ファイルの追加」に「マルコと銀河竜.exe」(マルコ顔アイコンのアプリケーション)を入れる。これで解決します。

あらすじ
 各地で子どもたちがさらわれました。地球人は高く売れるそうです。奴隷市場で売られていたマルコは、銀河一の盗人「ドスゴロ」に買われます。

 それから10年が経過し、マルコは立派なトレジャーハンターとして成長しました。そして銀河回遊船ブラックホールギャラクシーで銀河を旅した末、生まれ故郷の地球へ降り立ちます。地球では宝の地図を頼りに原に乗って世界を周り、辿り着いたのが金紐市(ゴールドコード)でした。

マルコ「もう顔も忘れちまった」
アルコ「もし見つけたら、マルコ、母親と暮らすか?」
マルコ「んな訳ねーっしょ」

 テラ・イセザキのはからいで、伊勢崎学園高等部に通うことになったマルコとアルコ。ひょんなことから知り合いになったガルグイユとハクアも一緒です。
マルコ「あたしだけの宝、見つけてみせる

 彼女は無事に母親との再会を果たせるのでしょうか?
 彼女の探している宝とは、いったい何を指しているのでしょうか?

感想・レビュー
 まず『マルコと銀河竜』の感想を一言で表現すると「お笑いファンタジーの皮を被った、真面目な考察ゲー」です。
 内容はご都合主義満載でカッ飛んでいます。上述のあらすじを読んでもらっても、よくわからないと思います。
 しかしシナリオや演出、音楽があまりにも眩しすぎて、そんな欠点は攻略していくうちに感じなくなりました。

 『マルコと銀河竜』の演出を大きく分類すると2つに分かれます。SDのアニメーションで作られたカートゥーンパートと、立ち絵やCGを使ったADVパートです。
 宣伝ではアニメーションが多く使われているため前者が目立ちますが、実は演出のおよそ9割は後者で、一般的なノベルゲームと変わらない作りになっています。

 では『マルコと銀河竜』の何が凄いのか?と申しますと、CGの数です。1000枚を超えているそうです。この演出が立ち絵の展開とアニメーション展開の垣根を取り払い、まるでテレビアニメを観ているかのような錯覚を起こさせます。
 おまけにその核であるCGが、とても美しいのです。

 シナリオについてです。『マルコと銀河竜』には地の文がありません。その部分は映像で補っています。要するにテレビアニメと同じです。ノベルゲームを文学と捉えているプレーヤーにとっては、そこは不満に感じるかもしれません。

 しかしその分、セリフに魂が宿っています。作者により洗礼を受けた意図的な言葉が、次から次へと作中を賑やかします。
 『マルコと銀河竜』の感想の続きは、最後の総合評価覧に記します。

メインキャラクターの紹介及び感想です。
マルコ「マルコ」 主人公 16歳
 6歳で母親と別れ、希望を見失っていた幼少期にアルコと出会います。その出会いがあってこそマルコは成長していきます。今では「蒼いジャケットが黒トカゲとブタを連れて現れたとき、宝は消えている」と噂されるほどのトレジャーハンターになりました。

銀河竜「アルコ」 銀河竜
 アルコはブラックホールから生まれた銀河竜です。ですので友達も家族も同じ形をした生き物さえいません。
 自分を犠牲しても他人の幸せを想えるマルコに対して、様々な気持ちを抱えるアルコです。

ハクア「ハクア」 アスタロトの後継者
 銀河を統べる竜の一族の一人娘で、マルコの持つトカゲ石を追って地球に降り立ちました。
 正義と保身、そして裏切り。色々なことを投げかけているのですが、彼女の情報が少なくて理解できなかったのが残念です。

ガルグイユ「ガルグイユ」
 砂の惑星ガルの生き残りで、彼女の家族も住んでいた星も全て、アスタロトにより滅ぼされてしまいました。
 その復習をするため、アスタロトの後継者であるハクアを追って地球へやってきました。

●総合評価
 この『マルコと銀河竜』の一番の懸念事項は、プレイ時間の短さです。オートモードで流して、およそ10時間です。
 それはミドルプライスという点や、型破りな演出を考慮すれば仕方のないことなのでしょう。しかし、わだかまりが残ります。 

 特に『マルコと銀河竜』は考察の余地が多いため、物語が進むにつれて更に色々と知りたくなってきます。しかし尺の短さがそれを許さないのです。
 ただ、この短さだからこその長所もあります。シナリオが短いがゆえ、まるで鍛え抜かれたボクサーのように物語には無駄がありませんん。そして詩を朗読してるかのような軽快なリズムで、次から次へと波のように展開が押し寄せてきます。

 感想欄でも述べたように『マルコと銀河竜』は、バカゲーの皮を被った真面目な考察ゲーです。愛、喜び、哀しみ、罪悪感、妬み、友情などの色々な感情を通して、心(希望)の大切さと不要さを同時に訴えている。そんな風に感じました。
 パンドラの箱に残っていたのは、愛ではなく希望だった。ひょっとしたら今作を攻略すれば、主神ゼウスの気持ちがほんの少しだけ分かるかもしれません。

最後まで「『マルコと銀河竜』の感想と攻略」を読んで頂きましてありがとうございました。

 
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