『黄昏のフォルクローレ』感想・攻略

黄昏のフォルクローレ

評価 B+ ※エロゲランキング89位(2019年8月現在)
【シナリオB 面白度C 演出B 絵A キャラB システムA 音楽A H度B プレー時間15時間】

作品名 / メーカー名 黄昏のフォルクローレ / Citrus
ジャンル ロープライス お嬢様
ゲームディスク容量 2.19GB (ディスクレス可)
その他 修正パッチあり

●推奨攻略順 一本道シナリオ
 ※BadEndあり。(攻略難易度は簡単です)
 ※攻略できるのは「乙部すぴか」の1名です。
 ※本編終了後に「黄昏逸話」が解放されます。
  (「黄昏逸話」は20分程度のショートストーリーです。)

あらすじ
乙部北周「隅方 有馬、これから君はこの子に支えるように」
 唯一の家族であった父を喪った有馬は、帝都有数の大富豪である乙部家の当主に一人の少女を紹介されました。
有馬 「よろしくお願いします」
すぴか「.....」

そして5年後の現在。
有馬 「お嬢様、おはようございます。朝ですよ」
すぴか「うう...眠い。もう起きなきゃ駄目かしら...」
有馬 「失礼します」
 寝ている間に乱れてしまった髪を整えるのも、朝の有馬の仕事です。

 そして朝食を終えたすぴかを車に乗せ、有馬は新桜女学園に向かいます。
有馬「お嬢様、お手をどうぞ」
 丁型乗用車から降りたすぴかは名家に相応しい凛とした様子を自然と見せて、正門をくぐっていきました。

 そして夜のすぴか。寝静まった屋敷に、涼やかな鐘の音が響きます。
有馬「お嬢様、お待たせいたしました」
 彼女は人を喰らいます。有馬は父を殺した化け物の餌として、あの日から5年、生き続けています。

感想・レビュー
 『黄昏のフォルクローレ』の感想を一言で表現すると「序盤と後半は面白い」です。今作の舞台は大正もしくわ昭和初期の旧憲法下の帝都です。
 序盤においては、このノスタルジックな世界観とお嬢様と従者の設定が、これから何が起こるのだろうかと私の胸を躍らせました。

 そして登場人物も出揃った半ばです。既に物語に起伏は無く、面白くない会話が淡々と続いていました。この辺りで『黄昏のフォルクローレ』という作品に見切りを付けてギブアップしてしまった人もいるのではないでしょうか。
 せっかくの素敵な世界観を生かしきれていないシナリオが残念でなりません。

 しかし後半、死人が火葬直前に再び息を吹き返えしたかのように物語は動き始めます。本編後半から黄昏逸話までの伏線回収はお見事でした。
 シナリオについての感想の続きは、最後の総合評価覧にて記します。

その他の感想です。
 まず演出ですが、あまり期待しない方が良いと思います。ロープライスということもありCGは少なく、その半数はHシーンに使われています。
 BGMはフュージョン系やクラシック調のお洒落な曲が充てがわれていて「黄昏のフォルクローレ」の作風に合っていました。

 プレイ時間は私の攻略速度で15時間です。4000円という価格を考えると丁度良い長さではないでしょうか。
 システムはバックログジャンプもあり使い易いと思います。

ヒロインとサブキャラクターの紹介及び感想です。
たそくろ「乙部すぴか」 ヒロイン
 帝都でも指折りの名家である乙部家。その当主の一人娘です。体が弱く二重人格で、昼と夜の二つの顔を持っています。
 凛としているかと思いきや、面倒くさがりで寂しがりやでちょっぴり我がままな性格をしています。

阿久戸麦「阿久戸 麦」 女給兼料理人 サブキャラクター
 作る料理が独創的なこともあり、乙部の給仕の中では料理人としての格は低いです。しかしすぴかは麦の料理を気に入っています。
 お嬢様のモノである有馬に恋をしている少女の気持ちを、上手に描いていたと思います。

弓張月子「弓張 月子」 サブキャラクター
 存在が希薄で人に気付かれにくく、なぜか乙部家の事情に詳しい月子です。彼女は一体、何者なのでしょうか。
 具体的には書かれていませんが、作中の所々で彼女が苦労人であることが伺えます。

烏丸志乃「烏丸 志乃」 警察官 サブキャラクター
 烏丸家は乙部家には及ばないものの名家で、政界にも影響力を持っています。そして志乃は警察官でありながら裏の顔役として、ならず者たちを束ねています。
 有馬はそんな志乃を姐さんとして慕っています。

●総合評価
 「黄昏のフォルクローレ」は全体を通して物語は地味で、BGMも大人しく演出も控え目です。更には地の文やセリフが長いこともありエロゲをプレイしているというより、純文学を読んでいる感覚に近かったような気がします。

 そんな印象もあり半ばでの中がるみ感が半端無く、これが私の評価を下げた大きな要因です。
 この中盤において淡々と物語を進めるのなら、少し脱線してでもこの魅力的なノスタルジックな世界観について話を広げても良かったのではないでしょうか。

 しかし物語後半の畳み掛けは美しく、一種の芸術と呼べる域です。流石は「ハピメア」を手掛けたライターさんだと感心させられました。
 「黄昏のフォルクローレ」はエロゲに文芸要素を求めてる人におすすめします。ロープライス作品です。気になる人は攻略してみて下さい。


最後まで「『黄昏のフォルクローレ』感想・攻略」を読んで頂きましてありがとうございました。

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